中華エレキギター | スタッフブログ

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中華エレキギター

2019.11.20 未分類

こんにちわ、技術満足室の橋村です。

前回は、長野県産のモモセというエレキギターを買った話を書いたのですが

今も、健気にエレキギターの練習をしています。

ただ、いい値段の高級ギターで練習するのは本人が初心者すぎてもったいないので

練習用のギターとして激安の1万円ぐらいの中華エレキギターを買って練習しています。

中華エレキギターは、見た目はYAMAHAなどの有名メーカのエレキギターと

遜色ない感じでちゃんと音がします(当然かもしれまえんが。。)。

ただ、よくよく見るとあちこち部品的にも、加工の精度的にもなんだかちょっと

ぎこちないというか、もう少し手間をかけて部品を正確に加工したり組み上げて

くれるといいのに〜という点がままあります。

今は、運指運動(左手の指で弦をスムーズに押さえるためにギターを弾くのですが、

その音の流れは意味もなくミュージックとは決して言えない音を延々と鳴らします。

ピアノや他の楽器でもいろいろある様です。「ピアノの森」の「一瀬 海さん」も

ピアノで最初、いやいや練習していました。。)として左手の練習を30分から

1時間程度、練習できるときはやっています。

この練習の時、どうしても気になる点がありました。

このギターの太い弦(上の方の5弦と6弦)を引くと弦の音以外に弦がどこかに当たる

様なビビリ音がしてしまいます。どんなにフレッド近くを強く押してもビビリ音が

するので下手だからではなく、どう押さえているフレッド以外のどこかに弦が太いと

振動しているときにどっかに弦が触れて耳障りの悪い音が聞こえてしまう様です。

※フレッドは、左手で弦の押さえるときに各音の半音毎についている金属製の

長細い山の部分です。ギターを弾く際にはそのフレッドの何個目かで鳴らす音を

選べるのですが、バイオリンなどの弦楽器にはそれがないことに最近気づきました。

バイオリンを演奏する人は感覚で場所が分かっているのでしょうが、どのあたりが

どういった音が出るかを把握できるのはすごいですね。

ヘッドホンアンプなどにつなげて聞くとヘッドホンからは聞こえないのでどうも

ピックアップ近くで弦がどこかに触れているのでなく、ロッドのフレッドの高さが

しっかり調整されていないのか、ロッドが歪んでいるのかどちらかで太い弦だと

関係のないフレッドに弦がちょっぴり触れてしまっているのでしょう。

※ロッドはギターの特徴になっている長い柄の部分です。

エレキギターはアンプを通してスピーカで聞くものなので不良品ではない

のでしょうがやはり気になります。ヘッドホンアンプをつけてヘッドホンで聞くと

ヘッドホンのケーブルが練習中邪魔ですし、なんとか調整して治らないかなーと

あちこち触ってみました。

まずはブリッジ部分にあるサドル(弦を載せる部分で自転車のサドルの如く弦を乗せています。)を上下できるイモネジを押し込んで弦と本体の間をブリッジ側で少し開けてみました。

結果、元々調整範囲も少ないのもありますが、あまりビビリ音は変わらず効果は

現れませんでした。弦が長くてロッド部から遠いブリッジで高さを変えてもあまり

フレッドと弦の隙間が広がらないからの様です。

※ブリッジはエレキギターではボディ側の弦を押さえる部分(サドル)が置かれて

いる部分です。使っているのはストラトタイプなのでちょうどその裏側に

トレモロスプリングなるバネが入っていて継ながっています。

フレッドがいっぱい付いているロッド部には、ロッドが反ってしまったときのために

調整用の部品がついている様です。

トラスロッドというらしいです。製造されるロッドは最初から少し反っている

らしく、このトラスロッドで調整することで真っ直ぐにしているので、これの調整を

すればロッドをわざと反らして弦とフレッドの間隔を調整できそうです。

実際に、ギターに付属でついてきた少し太めの六角レンチで回してみると、、、、

お!、ビビリ音が少しずつ消えいきました。

これで、なんとなく練習している時も、変なビビリ音で「右手のピックの動作が

悪かったのかも・・」と不安にならなくて練習に集中できそうです。

おしまい。