若者たちが体を揺らしてビートを刻む
こんばんは。高橋@夜間です。
前回まで、4月に行った東京フェスついでの観光のことを書いていましたが、本番のライブの感想については大人の事情で割愛させていただくことにしました…。(でもとにかく楽しかったです。)
なので今回は5/25に山形県高畠町で開催された岩壁音楽祭というフェスについて書きたいと思います。結局ライブ関連ですが。
岩壁音楽祭?なにそれ?って思った方も多いと思います。自分も初めて見た時そう思いました。それもそのはず今回が第一回目の開催だったんですね。コンセプトは「新たな可能性を提示するアーティストが集う、日本のロケーションを発掘する新しい音楽祭。」とのことです。なるほどわからん。要はあんま知られてないいい感じの場所でフェスを開催しようってことですかね。
会場の瓜割石庭公園は、昔石切場だった場所が現在公園となっているところで、50mの岩壁が名物みたいです。が、わたくし18年ほど山形県に住んでおりましたが存在すら知りませんでした…。知らなかったロケーションを発掘できたという意味ではコンセプトに沿っていますね。
前日に山形の実家に前乗りして、当日の朝友人の奥さんに高畠町の道の駅まで送ってもらい、そこから徒歩で現地へ向かいました。しかし道中参加するっぽい人達が全然おらず、本当に道が合ってるのか、むしろ本当に開催されているのか不安に…。しかし10分ほど歩くとズンドコズンドコ音楽が聞こえてきて、大きな岩壁が遠くからでも確認できました。
入口で地元のおじいちゃんが作ったらしい山形の郷土料理、芋煮(醤油味・牛肉)を振舞ってもらい、配っていた芋煮ガールというグラビアアイドルの方(可愛かったです)と写真を撮ってもらって入場。中に入るとこんな感じでした。
奥に見える洞窟のようなところはサブステージです。DJが音楽を流していて薄暗くてクラブっぽい雰囲気でした。左手の芝生のところはチルエリアでシーシャ(水たばこ)やチャイ、タイ古式マッサージなどが楽しめます。
シーシャです。トロピカルな空気って感じでずっと吸ってられそうでした。吸うと下に入っている水がブクブクなります。煙がたくさんでるのでぼーっと吸っていると自分がダメ人間になった気がしてきます。大盛況で、予約してから2時間待ちとかになってました。他のフレーバーも試してみたかったですが混みすぎててダメでした。
そしてメインステージは、周囲を270度岩壁に囲まれています。
mabanua演奏中…周りを岩に囲まれているので音が響いていい感じでした。東京のフェスで見たかったけどタイムテーブル的に断念したので今回見れてよかったです。個人的にはTahiti 80の「Heartbeat」をカバーしてくれたのが嬉しかったです。mabanuaは岩壁から毛虫が降ってきてびっくりしたと言っていました。
ヘッドライナーの、今年フジロックにも出演するKID FRESINOです。夜になると岩壁にプロジェクションマッピングで映像が映し出されていて昼とはまた違った雰囲気になっていました。こちらも東京でmabanuaと同じ理由で見れなかったのでよかったです。めちゃくちゃ格好よかった…。ちなみに出番前に普通にフードエリアにいたので一緒に写真を撮ってもらいました。ラッパーは怖いイメージがあったのですが写真撮影にも快く応じてくれるいい方でした。
他にもLicaxxxさんという女性のDJの方とも写真を撮ってもらったり、兄貴の嫁さんの後輩が弾き語り枠で出ていたのを見たり、規模は500人ほど?と大きくないですが非常に楽しいフェスでした。何よりアーティストのラインナップが非常に尖っていて、ブッキングの方本当にセンスある!と思いました。どうやらこのフェス、来年も開催予定なようなので非常に楽しみです。メンツ次第ですが多分来年も行くと思います。
あとはフェス飯のカレーがめちゃくちゃ美味しかったです。(食べかけしかなかったので写真はありません…)普段は山形の寒河江でスパイス屋をやっていて、満月と新月の夜だけカレーを提供している変わったお店なのですが、8月まで予約はほぼ埋まっているようです。ここもいつか食べに行きたいなと思いました。
ちなみに後日、6月上旬に山形市のカフェであったアフターパーティーも参加させてもらって、そこでも自分が好きなmaco maretsという方と写真を撮ってもらいました。最近のおすすめの音楽とか教えてもらって、友達はサインももらってました。本祭でもみましたがもちろんそちらもよかったです。あとは仙台であったLicaxxxさんのジャパンツアーにも行きました。
地元の山形新聞がこのフェスの取材内容を動画にしてYoutubeにアップしているので暇な人は見てみてください。
若者たちが体を揺らしてビートを刻むフェスこと岩壁音楽祭。