萩の都
2019.04.19
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こんにちは。
高嶋日向子@社員満足室です。
入社とともに、新元号が発表され来月には新しい時代「令和」が始まろうとしています。
この「令和」は日本最古の和歌集『万葉集』から選ばれたとのことですが、
『万葉集』にはその数4536首もの歌が収められており、その中から選びだされた「令和」には漢字二文字とはいえ重みを感じますね。
ところでその『万葉集』の中には植物を読んだ歌が1500首あり、
中でも最もたくさん詠まれているのは「萩(はぎ)」なんだそうです。
「萩」といえば、宮城県の県花でもある「ミヤギノハギ」があります。
宮城県のシンボルマークも実はこの「ミヤギノハギ」を図案化したものらしいのです。
ほかにもちらほらと宮城と萩を結び付けたものが、、、宮城銘菓「萩の月」。
ここにも萩が登場します。
秋になると道端からのぞく小さくてかわいらしい紫色のお花です。
そんな古代から親しまれてきたお花が、宮城県のシンボルになっていたことを知って少し誇らしい気分になりました。
4月を迎え辺りは桜、お花見気分一色ですが、
奈良時代の人が愛でていたお花に思いをはせてみるのも
趣があっていいかもしれません。