ルオー展
こんにちは。技術満足室の菅野です。
先日、宮城県美術館で開催された
「ルオーのまなざし 表現への情熱」を見に行ってきました。
20世紀に活躍したフランスの画家、ジョルジュ・ルオーの
作品を集めた展覧会です。
ルオーについては、
以前別の展覧会で数点作品を見たことがあったのですが、
悲しそうな表情をした自画像や、キリストなどの宗教的な絵が
そのときは多く、
暗い絵を描く人だなあ…という印象をもっていました。
ところが、今回のポスターを見ると
明るい黄色と微笑んでいる女性の絵が使われています。
イメージと違うな…と気になって、今回足を運んでみました。
会場には油絵や版画など約130点が集められており、
そのすべてを見た後で、
「暗い」という以前のイメージは覆されてしまいました。暗い色調が多かったのはかなり初期のことで、
たくさんの色を使った明るくカラフルな作品も数多く見ることができました。
画家になる前はステンドグラス職人だったそうで、
そんな過去も関係しているのかもしれません。画家になっても、画商から挿絵の依頼を受けると
本業(油絵)そっちのけで版画に取り組んだりと、
暗いどころかちょっとおちゃめな人だったことが分かりました。ルオーという画家の新たな一面を知ることができ、面白かったです。
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鑑賞後はちょうどお昼時だったので、
美術館併設のカフェでランチをとることに。
なんと展覧会限定メニューがあるとのこと♪
3種類の中から、フランスの家庭料理「ミロトン」を注文してみました。
メニューの説明と写真から、トマト煮込みのような感じかと思いましたが、
意外とワインビネガーの風味が強く、初めて食べる味でとてもおいしかったです。
ワインに合いそう…(*´∀`*)
家でも作ってみようかなと思っています。