雑談と社内SNS | スタッフブログ

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雑談と社内SNS

2024.10.11 未分類

こんにちは、経理チームの西村です。

今回は、チーム運営に関することで、一時期自分なりに考えを詰めていた点についてアウトプットしようと思います。

いきなりですが、勤め先では社員間でどのようなコミュニケーションを取っていますか?

組織で業務を進める中で、業務上のコミュニケーションは必須ですが、それだけだと息を抜く暇を雰囲気的にも作りづらく、精神的な負担になると思います。
そこで、非業務のコミュニケーション、つまり身の回りの日常について話し合う、いわゆる雑談も少なからず組織には必要だと私は考えています。

近年、多様な働き方が求められる中で、社員間のコミュニケーションを活性化するため、様々な企業がランチ会や勉強会、チームビルディングなどのイベントを積極的に開催しているのを見かけます。

そして、雑談を取り入れる手段ですが、個人的には3つあると考えています。

1.対面での会話
古来よりどの時代でも人類が行ってきた最も原始的な方法ですね。
しかし、他のどのコミュニケーションよりも圧倒的に効果的な手段でもあると思います。

表情が直接見えることで、どのようなリアクションをしているかが分かり、安心感が生まれると思います。
なので、人によってはオンラインではなく、できるだけ直接顔を合わせて話したい、という方も多いのではないでしょうか。

 2.チャットでの雑談
個人的には、ゲーム内でのプレイヤーとの会話のイメージが強いです。

最近はチャットツールを導入している企業がほとんどかと思います。
企業によっては導入しているチャットツールで実施しているところもあるかもしれません。

かかる料金はチャットツールの利用分だけであり、業務連絡と混ざらないよう運用することで、比較的簡単に導入できるのがポイントだと思います。
(ちなみに、私は一時期この仕組みを考えていましたが、そもそも社員が皆オフィスに出社しているため、わざわざチャットで雑談する必要はないと感じ、すぐ中止しました)

 3.社内SNS
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、タイトル通り、今回はこの紹介も兼ねています。
使用したことがないためイメージですが、使い勝手はテキストメインで有名な某SNSのようで、公開範囲が組織内利用者のみで閉じられているものと考えています。

似た機能を有するサービスは10年、20年、もっと前からある気もします。
ですが、雑談に特化したサービスを利用するのは個人的にありだと考えていました。
ざっと、期待点と懸念点を挙げてみます。

期待1)業務フィールドから切り離して気持ちをリフレッシュさせる
せっかく雑談をするなら、業務を一旦忘れることができるくらいでも良いのではないかと思いました。
業務に関係するツールやプラットフォームごと切り離すことで、気持ちを切り替え、雑談ができることができるのではないでしょうか。

期待2)社内SNSを通じてネットリテラシーが磨かれる
SNSであることを意識して運用すれば、発信しようとしている内容にも注意が向くのではないでしょうか。

期待3)気軽に発信できる場があること
心理的なハードルを下げるための工夫が必要だと思いますが、そういった場があれば、社内の風通しがもっと良くなるのではないかと考えています。
各個人の成長の観点からも、日常のTipsから、業務に役立つTipsが手軽に受信・発信できるコミュニティがあることで、流行が循環することを期待しました。

懸念1)時間を忘れて張り付いてしまう
SNSの重要なポイントとして、インタラクティブであることがあります。
SNS上でコミュニケーションのキャッチボールが成り立つため、依存性についても注意が必要です。

懸念2)誹謗中傷の書き込み
アカウント名を匿名OKとした場合、どのSNSでも起こりうる問題ではないでしょうか。

懸念3)料金
企業で導入する際、これが重要な課題となります。
特に、小規模な組織に導入するには、スケールが大きい代物だと思いますし、
導入時には、金額面での社内承認も必要になると思いました。
そして、私が色々検索して回った結果として、それなりに金額が大きかった印象があります。

組織の観点から、野放しで運用できるものではないはずですので、以下の対策を考えました。

・運用委員会のようなものを設置する
歴史的に見ても、第三者が必要だと思います。
数人にするのか、もっと立派な体制にするのか、など検討する必要があります。

・社内独自の利用規約の作成
アカウント名の匿名の可否、業務時間外の利用禁止、規約違反時の対処などを明確にすることが重要です。

長くなりましたが、以上、雑談の導入案を3つほど書きました。
いずれの手段にも言えるのは、時間と費用のバランスが組織の規模に合っているかどうかが重要だと思いました。


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