広告用動画の制作過程を解説します! | スタッフブログ

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広告用動画の制作過程を解説します!

2024.07.05 未分類

皆さん、こんにちは。
技術満足室所属の佐山です。

弊社では、昨年より新しくWEB・メディアでの販促を専門としたチームを発足しました。

その業務の一環として、自社サービスのWEB広告用動画を制作しましたので、本日はその制作の流れなどについてご紹介したいと思います。



こちらの動画を制作するにあたって、ざっくりとした流れは以下の通りです。


1.ヒアリング
2.シナリオ作成
3.絵コンテ作成
4.仮ナレーション録音
5.動画制作
6.BGM/ナレーション録音
7.レビュー/完成


中身について、もう少し詳しくご説明します。

1.ヒアリング
動画の内容について、訴求するサービスの担当者(クライアント)と認識を合わせる作業です。
いつ、どのように配信する動画にするのか、誰に向けた内容にするのか、サービスの強み(アピールポイント)は何か、認識のズレが無いように綿密に話し合いを行います。

この部分で認識のズレが生じたまま、この後のステップに進んでしまうと、修正が非常に困難になってしまうため、このヒアリングが何より大切といっても過言ではありません。
(※打ち合わせのたびに議事録をとることも大切です。)

逆に、クライアントと制作陣がしっかりと認識を合わせた状態で作業をスタートすることができれば、非常にスムーズな進行ができるようになります。

2.シナリオ作成
今回の動画は、当社のサービスで解決できる問題を抱えた方に興味を持っていただけるように【問題提起型】の流れでシナリオを制作しました。
ナレーション中心に進行する動画にするため、先に「字コンテ」と呼ばれる、文字のみの台本のようなものを作成し、完成した字コンテは、クライアントの担当の方に内容を確認していただきます。

3.絵コンテ作成
次に、シナリオ(ナレーション)に合わせて、どのような映像をつけるのか、大まかなシーンのイラストを制作します。
私の場合、Adobe PhotoShopを使用しましたが、人によって使いやすいツール(手書き含め)で作成していただいて問題ないかと思います。

ここでイラストの配置や配色、字幕のフォントなど、映像の肝となるパーツを決定します。
絵コンテの際には、この後の動画制作に必要となるアニメーションの動きもイメージしながら作成しました。


作成した絵コンテは流れが分かるように絵コンテ表を作成していただくと、制作チームやクライアントとイメージを共有しやすいかもしれません。

4.仮ナレーション録音

ナレーションに合わせてイラストを動かすため、台本を見ながら仮のナレーションを録音しました。

5.動画制作

いよいよアニメーションの作成です。
チームのメンバー内で絵コンテと仮ナレーションを共有し、作成するシーンを振り分けます。
シーン毎に担当を割り振って協力作業ができたため、この部分はかなりスムーズに進行することができたと思います。(チームの皆さんには感謝ですね…。)

制作中に各シーンの担当者から出てきたアニメーションのアイディアも、良いものはどんどん取り込ませてもらいました。
アイディアを自由に発言できる柔軟な環境や発想は、制作現場において、どんな時でも大切なんだな、と実感しました。

ツールは主にAdobe AfterEffectとAdobe Premire Proを使用しています。

6.BGM/ナレーション

アニメーションが完成したら、BGMと本番のナレーションを当て込みます。
ナレーションについては、プロの方に依頼したり、AIのナレーションを活用するという方法もありますが、今回の動画に関しては弊社の社員でナレーション録音も行いました。
(ぜひ音声付きで観ていただけたら嬉しいです!笑)

抑揚や滑舌など難しい部分も多々あり、やっぱりプロの方はすごいなぁと思います…。

7.レビュー/完成

出来上がった映像と音声を整えたら、制作物をクライアントの方に視聴していただきます。
クライアントから修正依頼があった場合、修正を行い、OKが出るまでレビューを繰り返します。
きちんと打ち合わせをさせていただいたおかげで、一からシナリオを作り直してほしい!といった大きな要望がなかったので一安心でした。

レビューと修正を乗り越え、クライアントからのOKが出たら制作作業としては、やっとゴールになります。


いかがでしたでしょうか。
今回のように、たった1分半ほどの動画ですが、完成するまでには多くの道のりがありました。
制作作業というのは黙々と行うイメージでしたが、実際に携わってみると、クライアントの担当者の方やチームメンバーとの多くのコミュニケーションが必要となることが分かりました。

たくさんの話し合いやリサーチを行い、相手の伝えたいことを汲み取る力を培うことで、より良い制作物を完成させることができるのだなと思います。

今回ご紹介した制作過程は、あくまで弊社の場合ですが、これから動画制作などをされる方・ご興味のある方にとって少しでもお役に立ちましたら幸いです。

また、今回制作した動画でご紹介している弊社サービスについても、宜しければ是非WEBサイトをご覧ください!

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