ホンダTLR200オールドバイクのその後
技術満足室の橋村です。
やっと乗り出したホンダT L R200ですが、流石に発売されて40年近く
経っていることもあり、足腰が弱ってきていました。鍛え直さないとね。。。
まずは、
1.リアのサスペンションからオイル漏れが出てきました。
純正パーツはすでに提供が切れていて、倒立サスはいいのがなく
正立に変わってしまいましたが自分の手で交換しました。
外すのは楽でしたが、片方ずつ交換するつもりが、片方とると、
車体が傾くためかもう片方が抜けず、両方抜いてから交換
する形にしたら、当然、リアショックがない状態だと、車体が低く潰れて
しまい、持ち上げないと交換できません。
僕の全パワーを出し切って交換しました。
次からは疲れるのでバイクスタンドに乗せて作業することにしようと思うのでした。
2.フロントスプロケットとチェーンの交換
購入後の1000km走行後の点検は無料だそうなのでバイク屋さんに点検を
出したついでにチェーンとフロントスプロケットを交換してもらいました。
チェーンは大同工業さんの520VX3です。
燃料タンクがとても小さいのでチェーンの摩擦を少しでも下げて
無給油での走行距離を伸ばしたいのが目的です。今のところ6.5リッター
のタンクだと200kmも走ればいつガス欠が来るか怖くてドキドキです。
フロントスプロケットも13丁から14丁(歯の数を一つ増やす)にします。
60km/hぐらいで、6速にしても回転数がかなり高くて燃費悪そうなので
チェーンとスプロケット交換で200kmを楽々走れるようになれれば
とのチョイスです。最高速度も上がって自動車専用道路もなんとか皆さん
に迷惑かけずに走れる様になった感じです。
3.イリジウムプラグへの交換
昔はいいプラグはプラチナだった気がするのですが、今はイリジウムのプラグが
一番いい様です。確かに交換後、エンジン始動がかかりやすくなった気がします。
キックペダルでのエンジン始動しかないバイクにはエンジンの起動性は結構、
重要なところです。
最近はプラグへの点火時に周りにノイズになる電波を抑えるための抵抗入りが
あるのですね。色々進化しています。
4.フロントのフェンダーをイエローに。。。
元々フロントのフェンダーは地味な赤色だったのですが、黄色に変えました。
正面から見てバイクは自転車と同じで面積が小さくて、少しでも目立たないと、
車や歩行者に認知してもらえないですから。。少しで認知度をあげて事故を
防止できれば最高です。
さらにバイクやさんのサービスでオイルも交換していただいたのでこれでいい感じに
なるはずでした。
バイクを受け取った後の週末、オンロード・オフロードを100kmほど走って帰ってきた
のですガソリンスタンドで満タンにして家に向かったところ、どうもエンジンの回転数が
上がらない(;_;)。家の前に来たらエンジンが完全に停止して、バイクの下部の
ドレインパイプからバシャバシャとガソリンが流れて出てきました。
あらら。。。。ということで自宅の駐車場に入れてバイクをみたところキャブレターから
のガソリンが溢れている様です。ガソリンコックをオフにして全部キャブレタのガソリン
抜け切ったら治るかと思ったのですが、やってみても、全くガソリンの流出が止まらない
様なので周りの家からガソリン臭いとクレームが入る前にコックをOFFにしてまずは頭を
ひやしました。
状況を再確認して、タンクのオーバフローのためのパイプからは出ていない
ことからすると、ガソリンの入れすぎではない模様。キャブレターの中にある
フロート(浮き)がゴミか何かでうまく上下できずキャブレターの中のガソリンの
量の制御ができていない様だという判断に至りました。まあ、古いからな〜
結局、バイクをトラックで引き取っていただき、バイクやさんで修理することと
なりました。修理の結果はやはりキャブレターの内部に異物が入っていたことも
あるのですが根本的にガソリンのフィルター自体が破れていて異物の混入を
止まられなかった様です。オフロードを走っていた時の振動で一気にゴミが
入ってしまった感じでしょうか。早めにこちらも修理対応できてよかったです。
遠方に走りに行った時や、山道などでこの症状が発生しなかっただけでも
ラッキーとしましょう。
P.S.ゆうきくんの最近の写真です。涼しくなってきて僕の布団の上で休む
ことが増えてきました。。。ぬいぐるみで押したぐらいでは退いてくれません。