弓道に関する蘊蓄
こんにちは、法人満足室の義夫です。
とある週末、高校生の息子の弓道の試合を観戦して来ました。
的に矢が当たった瞬間のパンっ!という音がとても
気持ちよく、独特な緊張感を楽しんできました。
Y氏も高校生時代の部活は弓道で、息子が同じ部活を
選んでくれたことを嬉しく思っています。
さて、剣道・柔道などと比べて今一つマイナーなため、
いろいろ誤解を受けているところがあります。そこで、
今回は、弓道に関する蘊蓄を傾けてみたいと思います。
(どこにそんな需要があるのかは知りません)
■的のどこにあててもOK!!!!
まず、最大の誤解はここでしょう。アーチェリーのように
中心に近いほど点数が高いなんてことはありません。
どこにあたっても、均一セール、的中「1」です。
バランサーとか双眼鏡を駆使し、道具としての効率を
西洋的に追求したアーチェリーと、気合と根性と精神力で
的を射る弓道を同じ土俵にのせてはいけません。
当たるだけで、エライのです!
▼結構バラバラです(^^;
ですが、時に神が降りてくることがあります。
まるで、28メートル先の的までレールが敷かれたように、
射れば当たる時があります。
本当に絶好調の時は、先に的に当たった矢の矢尻に次の矢が
あたり、矢尻を壊してしまうほど、同じところに飛びます。
ただ、悲しいことに、凡人の身に降りた神は長居してくれないのですが・・・
ちなみに、28メートル先の直径30cmの的にあてるために
許容されるブレは角度にしてMAXで0.6度です・・・
■弦が切れた時に射た矢があたると、その弦は安産のお守り
弦は消耗品で、使っているうちに切れてしまいます。
その切れた時に射た矢が的にあたると、その弦は、
安産のお守りになると言われています。
ま、イメージ的にわかりやすいですよね。
■力があっても、弓はひけません
確かに、力がなくては弓は弾けないのですが、かといって、
力だけでも引けません。Y氏、はっきり言って少年ジャンプの
ブルワーカーの広告にぴったりの貧弱な体ですが、そんな自分が
引いていた弓でも、柔道部のマッチョさんは引けませんでした。
▼皆さん覚えてますか、ブルワーカー!
普段使わない筋肉と、骨格をてこの様に使って引く
コツがあるのです。が、ここがくせもので、普段
使わない筋肉のため、数日練習しないだけで、
あっという間に筋肉が衰えてしまい、引けなく
なってしまいます。
ベストコンディションを維持するためには、文字通り毎日
練習が必要なのです。
これがため、時々またやりたいなと思っても再開できないで
います・・・
が、今回は息子の姿を見て、かなり気分が盛り上がってます。
ん~どうしようかな、思案中です。