テンポドロップ
2020.04.17
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どうも、技術の青木です。
最近、テンポドロップというインテリアオブジェをいただいたので、お部屋に飾っております。
19世紀の航海士が天候を予測するために使用していたストームグラスが元のようです。
もろもろの薬品をアルコールに溶かしてガラス管に詰めておいておくと、気温やら気圧やらその他もろもろの条件で結晶の様子が変わるようです。
結晶の量だけでなく、形や浮き具合、積もり方も天候を反映しており、大体6~12時間後の天気を予想できるとのこと。
例)
晴れ => 液体が透明、かつ、結晶が底に沈殿
雨 => 液体が透明、かつ、小さな星状の結晶が浮遊
雪 => 液体が白く濁り、結晶が高い位置までふわふわ積もる
嵐/強風 => 大きなシダ状の結晶が伸びる
意外なことに、ストームグラスの中身が変化する原理は解明されていないようです。
結晶化理論はやっぱり複雑ということですね!(※溶液・結晶学で単位を落とした人)
現代ではスマホで天気予報を見れば分かってしまうものですが、テンポドロップを眺めてノスタルジーに浸るのもいいんじゃないかと思います。
というより、見た目がすごくキレイですし、日々結晶の形が変わるから見てて飽きないし、本当に良いインテリアです。
どうやら自作もできるようですね。
科学の実験が好きな人は面白いかもです。
興味のある方はぜひ(・ω・)