今回のギターは50年以上前のビンテージ | スタッフブログ

PROFILE

PROFILE
株式会社スピーディアのスタッフブログです。
スピーディアは、SIS光などの 光コラボレーション事業をはじめとした、
地域の情報化とその対価が地域に還流する
事業を提供しています。

今回のギターは50年以上前のビンテージ

2022.03.04 未分類

技術満足室の橋村です。

3月になり、かなり雪が多かった仙台にも、少し寒さが和らいで

きています。

東二番町の交番近くの蝋梅(ロウバイ)も花が咲き始めました。

蝋梅と言っても梅ではなく「くすのき」の一種の様ですが、春先に咲く花

として「雪中の四花」として梅や水仙、椿と共に有名なお花です。

ちなみに写真の裏の大きなビルは七十七銀行の本店です。

とはいえ、まだまだ朝はやくはとても寒くてついつい温かい布団から

出れずに2度寝してしまいます。今日も午前2時頃に一度起きたあと、

うたた寝を楽しもうと思っていたのに2度寝返りうって時計を見たら

2時間経っていました。何か損した感じです。

さて、エレキギターで練習したり、練習しなくなったりを繰り返してき

ました。どうしても、左手でコードを押さえるのが指の短じかい僕には

大変で、さらに、不器用な薬指と小指が動いてくれず、無理やり動かそう

と筋トレや関節をぐいぐい曲げたりしてたら逆に関節が痛くなって病院に

行くことになったりで、ちょっとお休みしていました。

今は、やっとそれも治ったのか慣れたかは別にしてまた普通に動く様に

なってきたのに加えて、受験勉強で色々と疲れていた娘も高専の入学試験

に受かって、少しくらいなら夜に音出してもいいかな〜〜ということで、

ギターの練習を最初からやり直しています。

ただ、エレキギターだとギターアンプを繋げるとやはり近所迷惑だし、

気分転換も兼ねてナイロン弦のギターを買いました。

と言っても、それほど高い買い物をする気もなく、中国で大量生産された

入門用のクラシックギターの新品を2万円ぐらいで買うくらいなら、

昭和時代の国内で「いい」木が入手できた頃のクラシックギターをメルカリ

で物色して送料込みで2万5千円買いました。

ギターで使われる「いい」木材はほとんど、ワシントン条約などでなかなか

原木などが手に入れにくいそうです。(一部のローズウッドやマホガニーは

製品でも税関で止められて許可制らしいです。)

メーカはヤイリギターという会社でブランドはk.yairiだそうです。名前は

「皐月」という名前で1970年前後のものではないかとのこと。と言っても

古いギターなのでk.yairiというブランド自体がその頃ないのかもしれせん。

ヤイリギターの製品は1972年より「永久保証」で安い修理代で修理してく

れるらしいのですがその対象になるかどうかちょっと不安ですが、まあ、

壊さないよう大切にしたいと思います。

ヤイリの海外用のブランドのa.yairiはポール・マッカートニーやエリック・

クラプトン、リッチー・ブラックモアさんなどユーザがすごいんだそうです。

s.yairiという「矢入楽器製造」という似た名前(親族関係だけど全く別に

活動されているらしい)もあるそうです。

買ったギター自体は、制作年的に僕と年がほとんど同じの50歳越えの

おじいさんギターなのですがとても傷も少なく綺麗な木目が特徴でした。

綺麗でしょ。まるで鏡のようにスマホで写している僕や背景もボディの塗装に

映り込んでいます。前の持ち主のこのギターへの想いが伝わってきます。

中のラベルも、作者である矢入一男さんの手書きのラベルで手作り感が

かなり溢れています。「矢入一男」さんも「現代の名工」に選ばれたギター

製作者です。ただ、8年ほど前にもう81歳で他界されているのが寂しいです。

前回買った僕のエレキギターも「日本一のネック職人百瀬恭夫」さんの

momoseブランドで、この方も「現代の名工」に選ばれています。

個人的に熟練の職人さんが国内で手作りされたギターを、つい、趣味で

選んでしまいます。

まあ、僕の歳でギターの腕がそれほど上手くなるとは思いませんがコツコツ

楽しんでいきたいと思います。

おしまい。