IT用語解説特集:第3回(IPv6)[2]
それではIPv6解説、後半です!
(前半はこちら)
さて、ここまでお話ししたIPv6へ実際に乗り換えるとどうなるのでしょう?
ちょっと専門的な話をすると、ネットワークへの接続方式が
IPv4ではPPPoEというものだけだったのが
IPv6ではIPoE方式も使うことができるようになります。
これを道路に例えるとPPPoEを下道とするなら、
IPoEは高速道路みたいなものです。
たくさんの車(データ)が広い道路を通れるようになるので
IPv6のIPoE方式に乗り換えをすることで
ネットで混雑しにくくなる、つまり、快適にネットを使える機会が増えます。
さらに言うと、今は乗り換えサービスが出るようになってから
間もないこともあり、IPv6利用者はそれほど多くありません。
高速道路ができたのに、まだまだみんな下道を使っている状態です。
なので、余計に速く感じるかもしれませんね。
「夜になるとネットが遅くなる」というような方に特におすすめです。
ここまで、IPv6の利点をお話してきましたが、
もちろん問題点もあり、今までネットで利用していたものが
利用できなくなる可能性があります。
IPv4からIPv6へバージョンアップしたことで色々な仕様が変わっていて、
IPv4用に作られたサイト等はIPv6では直接利用することができません。
じゃあ、ネットで利用しているサービスはIPv6に対応しているかというと、
まだまだ少ないのが現状です。
「なんだ、速くても意味ないじゃないか!」
ごもっともでございます<(_ _)>
というわけで、この大問題を解決するために打ち出されたのが
”IPv4 over IPv6”接続サービスです!
単純な結果だけ言うと、これでIPv4にしか対応していないサイトも
見ることができるよっていう接続方法です。
先ほどの道路の話に例えると、
高速道路から途中で下道に降りれるようにしました
という状態に似ています。
これで、途中まで高速道路(IPv6)でスイスイ進んで
最後は下道(IPv4)を進む、というのと似たことが
ネットワーク上でもできるようになりました。
IPv6に乗り換える際は、接続方式(IPoE、IPv4 over IPv6など)にも
気をつけましょう!
皆さんもこの機会にIPv6への乗り換えを検討してみてはどうでしょうか?
弊社のIPv6プランはもちろんIPoE方式、かつ、IPv4 over IPv6ですよ~!
お申込みの場合は↑のページの下部に記載のフリーダイヤルまで
お電話くださいませ(^o^)/
「IPv6プランに申し込みたい」
「IPv6プランに乗り換えたい」
と言っていただけるとスムーズにご案内できると思います!
(「ブログを見た」と言っていただけると私が喜びます)
今回はIPv6の解説記事でした。
それでは!
<追記>
特集に関して、早速たくさんのご意見をいただき、感謝感激です(ノД`)・゜・。
おかげさまで特集記事のネタがいっぱい集まってます!!
一気に全部紹介・・・はせずに、1つ1つじっくりと
書かせていただきますね(‘ω’)ノ
これからもスタッフブログをよろしくお願いします!
技術兼広報部:青木
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