一歩ずつ | スタッフブログ

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一歩ずつ

2021.07.30 未分類

こんにちは。技術の佐々木真弓です。

郊外にお出かけすると、耕作放棄地をよく見かけますよね。

年々増えているそうです。

データで見る耕作放棄地 | 農業メディア│Think and Grow ricci (kaku-ichi.co.jp)

私の母の実家の土地の一角が私の2世代前(祖父母の代)が畑として使っていたものの、耕作放棄地になっており、ずっと気になっていました。

震災後は害獣(猪、鹿、熊)などが今までに比べて多く出るようになり、農作物を作っても奴らがいたずらして食べてしまうと話を聞くたびに心を痛めていました。

害獣たちは人里と里山の境界線がわからなくなって(つまり耕作放棄地や藪が増えて)身を隠せる場所があると、「ルンルン♪」とやってきてしまい、そこでおいしいものを食べると、それを記憶して繰り返し来てしまうそうです。

害獣たちが来ないようにするにはどうしたらいいのか、最初は「ハンター免許を取ろう!」と思って色々調べましたが、調べるうちに殺生はちょっと…と思いとどまりました。

ハンター免許を取るには、害獣と戦い、殺生することが必要(実地演習があるそう)

でっかい野生生物を罠で閉じ込め、もう生きるか死ぬかで暴れている奴に一発浴びせて息の根を止め、しかも解体なんてやっぱり私には無理(>_<)

というわけで、寄せ付けないように工夫をして畑をしてみよう!という結論に至りました。

藪の草刈りはもちろんですが、もじゃもじゃの奴らが鼻をクンクンする高さには電気柵、空からくる奴らには鳥除けを工夫してみました。

畑を始めるのは遅くなりましたが、無農薬で野菜たちがすくすくと育っています。

キャベツは無農薬では虫に食べられてしまうからと防虫トンネルを作ってみたのですが、先日行ってみると中には蝶々が住んでいました。

今のところ、対策のおかげか、害獣の被害にはあっていません。初心者なのでうまくいくとは思っていませんが、何年かやるうちに無事に収穫できるといいなぁと思っています。