父娘のみ ∼1軒目∼ | スタッフブログ

父娘のみ ∼1軒目∼

2021.03.02 未分類

まだまだ寒さが厳しいですね。

総務の高嶋です。

この間、父から

「今度のみに行くか」

と突然誘われました()

社会人になってからも、今までも

父とサシでお酒をのむことなんて全くなかったし

厳しい父と面と向かって食事をするのが少し苦手だったので

驚き…

更に父は普段無口で、あまり話す機会もないので

「なにか病気が見つかって、余命いくばくもない命なのではないか」

「母にも話せないような大事な話があるのではないか」

と余計な心配までしてしまい

その日のうちに、のみに行くことにしました

会社近く文化横丁の きむら さんで

待ち合わせ、遅れてきた父はいつもと変わらない様子でした

焼き鳥を何本かと日本酒を酌み交わし

緊張もほぐれたあたりで

30年前、自分が社会人になってすぐの頃

上司にこの店に連れてきてもらって嬉しかったこと

好きなものを好きなだけ頼んでいいと言われて「社会人ってすごいな」と思ったこと

それ以来たまに思い立っては、通い続けていること

などをぽつぽつと話してくれました

(心配は杞憂だったようです)

きむらさんの店内は本当に古くて狭くて

たばこのやにで壁は栗皮色、

更に長年の油でてかてか光っており

天井の壁紙もはがれかけているという

なんともノスタルジーでいっぱいなお店で

若かりし父の面影が浮かんでくるとともに

なるほど目の前にいるほろ酔いの父も、

なかなかに年季が入ってきているな…

と改めて思うのでした

その後、わたしたちの話は

3月に控えた父と母の結婚記念日に移り

(25周年の銀婚式であることに気づき)

急に慌ただしく、父娘でサプライズプランを考え…

(ほぼ娘に丸投げの末)

それらしいプランができたあたりで

お猪口もちょうど空になり

やさしいママさんに見送られながら

一軒目のきむらさんを後にしたのでした

(2軒目につづく…)