スクーター駆動系リフレッシュ 其のニ | スタッフブログ

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スクーター駆動系リフレッシュ 其のニ

2019.11.12 未分類

こんにちは。千葉です。

前回の駆動系リフレッシュで発覚した追加の異常部品、プーリーアッセンブリとクラッチユニットの交換作業です。

注文部品が届きました。

左側の上下がプーリーユニットです。

上の部品にウエイトローラーが入ります。

今回、アッセンブリで注文したので、ウエイトローラー(右上)も付いています。

で、前回取り付けたウエイトローラーは純正の重さ(18g/個)だったのですが、今回のウエイトローラーは軽め(15g/個)にしました。

つまり、変速タイミングが遅くなるので、結果として加速が良くなります。

前回交換したトルクカムと合わせて、スムーズな加速・減速が期待されます。

右下にあるのがクラッチユニットです。社外品ですが純正と同レベルのものを注文です。

早速、取り付け作業を開始します。

内部構造は前回載せていますので省略。

参考までに、使用した工具を書いておきます。

・プラスドライバー → カウル脱着

・六角レンチ    → クランクケースカバー脱着

・メガネ・ソケットレンチ → 8mm,10mm,19mm,22mm

・モンキースパナ  → 29mmナット対応用

・ユニバーサルホルダー → プーリー、クラッチ等の回り止め

 ↑この工具が駆動系メンテ作業ではキモとなります。

 ↑クラッチやトルクカムへのアクセス時は、スプリングによるテンションがかかっていますので要注意です。

※これを参考になさる方は自己責任の範囲で作業してください。

で、いきなり部品の比較画像となります。

プーリーの比較です。

上側が古い部品。

下側が新しい部品です。

プーリーフェイスの段付きがはっきり分かりますね。

クラッチの比較です。

右側が古い部品。

左側が新しい部品です。

クラッチシューの減りが分かります。

あと、アルミの白サビを何とかするためにピカールを用意しましたが、磨き始めたところ相当な研磨時間を必要とする雰囲気がありましたので途中でやめてしまいました。

カバーを付ければ見えないところですしね。

一通り組み上げて、試運転してみたところ、期待した通りのパフォーマンスを発揮してくれました。

0km・h加速性能が向上し、加速途中のもたつきも改善されシームレスに加速するようになりました。

駆動系ではないですが、エンジン始動性が悪くなってきていたのでバッテリーも交換しました。

バイク用バッテリーって、なんであんなにお高いんでしょうか。。

これで違和感の解消メンテが一通り終わりました。

しばらくこれで乗っていましたが、確かに加速能力が向上したのですが、中・高速でのノビが無くなりました。こればかりはバーターですので仕方がありません。

基本的に通勤用に使用していますので、近いうちに純正と同じ重さのウエィトローラーに戻そうかと思っています。