ブリグズビー・ベア | スタッフブログ

ブリグズビー・ベア

2019.08.20 未分類

こんにちは。金子裕明@法人満足室です。

先日、ずっと気になっていた『ブリグズビー・ベア』という映画をDVD借りて観ました。

http://www.brigsbybear.jp/

赤ん坊の頃に誘拐された主人公ジェームスは、誘拐犯の男女を両親と思い込んだまま、(「両親」にとって)必要以上の社会との接点を与えられることなく大半を「両親」と家で過ごす。

 

彼の専らの楽しみは、「両親」が定期的に最新作を与えてくれる『ブリグズビー・ベア』という、NHK教育テレビの番組のようなビデオシリーズ。

彼はそれが大好きで、今の言い方をすればその番組の完全なマニア。

ところが25年経ったある日、「両親」が誘拐容疑で警察に逮捕され、ジェームスは無事保護される。

そして、血のつながった両親家族に引き取られ、社会に普通に接するという意味での彼の本当の人生が始まる。

初めて経験する世界を楽しみつつも、大好きな『ブリグズビーの続編がもう観られないことに対し、彼がとった行動とは…(ネタバレ防止のため、あらすじはここまで)

この映画、実に深いです。

観ていない人にはなんのこっちゃですが、いくつか例を挙げるだけでも、考え込むポイントがこんなにたくさん。

1.誘拐されている25年間、「被害者」ジェームスは不幸でかわいそうだったのか?

2.誘拐犯である「両親」は、ジェームスにどのような想いで接していたのか?

3.社会に出たジェームスの『ブリグズビー』との関わりを見ている周囲の人たちの心境の変化は、何によってもたらされたのか?

4.ジェームスにとって『ブリグズビー』とは結局何であったか?

etc…

 

私が前職で新入社員研修時に、恩師に「守破離」という言葉を教わりました。

有名な言葉なので、意味はネットで調べれば簡単に見つかります。

この映画の2時間足らずの間にジェームスは「守破離」を全部やってのけたなんだな、と自分の10年以上前の思い出を懐かしみながら思いました。

ところで、このできそこないみたいな顔して何か憎めないブリグズビーのキャラ、日本でもどこかで…と思いつつ、なかなか思い出せずにいました。

がしかし、このブログを書きながら思い出しました。

それは彼。

彼は素晴らしいですね。

世間の勝手な評価で不細工と言われようが、なーんにも気にせず幸せそうに生きている。

ちゃんと、いびつな自分自身で輝いている。