つばめさん その2 | スタッフブログ

つばめさん その2

2018.08.28 未分類

みなさん、こんにちは。 土日・夜間担当のフジタです。

(前回の抜粋: 5月の連休前のとある日、私たちの住む

宮城県北部、美里町峯山の上空を、沢山のつばめの群れが

飛んでいました。

連休明けのとある日、ベランダの、一番上の換気口の上に、

土でつばめの巣が作られていました。)

最初は、土の原型が出来ていた状態でしたが、枝や葉っぱが

加わっていって、段々巣らしくなって来ました。

ある日、1羽のつばめが巣の中で立っている様な状態で、必死に

羽根をバタバタしていました。

「あ、卵を産んだんだな」、と判りました。

やがて、巣の中に、四角いひし形の口を開けた雛が見える様に

なりました。

日を追うごとに、頭の数が増えて行きます。

最大、5つ位頭が並んでいる様です。

そして、2羽の親鳥は、ひんぱんにエサを運んで来る様になりました。

親鳥がエサを咥えて戻って来るたびに、雛たちはジジジジジ、と

賑やかに鳴き出します。 雛たちも必死なんだろうなァー。

毎日沢山のエサを食べて、沢山のフンをします。

それにしても、どこからこんなに沢山、エサを運ぶんだろう?

私たちのアパートは住宅地に有りますが、少し離れると鳴瀬川の

広い河川敷が有り、川の両側には、豊かな田園が広がります。

そんな自然豊かな環境で、他にも多くの鳥たちが生息しています。

雛たちが一斉にジジジジジ、と鳴き出すと何だか嬉しくなります。

でも見に行こうとすると、親鳥は逃げてしまいます。

下の方からそっと眺めていると、親鳥が巣に止まって、ヒナたちに

エサを与えている様子を見ることが出来ました。

がんばれ! つばめさん!!

いつしか、ヒナたちに段々毛が生えて来て、白と黒のツバメらしい

姿になって来ました。

でも親鳥が戻って来るたびに、一斉にジジジジジ、と鳴き出す様は

変わりません。

そんな6月も半ばのある日、一羽のヒナが、巣の上に横たわって

バタバタと羽ばたきをしているではありませんか。

「え、もう飛ぶの?」

この頃、親鳥たちは、巣の近くで8の字を描いて旋回する動きを

していました。

「なるほど、ヒナたちが羽ばたいて、飛ぶ様に促しているんだな。」

6月の下旬のある日、妻が言いました。

「あれ? つばめさんいないよ?」

慌てて見に行くと、巣が空になって、ヒナたちが居なくなっていました。

「えーっ!!、

あんなに賑やかに鳴いてたのに!!」

巣が出来るのも、ヒナが育つのもアッという間でしたが、

巣立ちは、更にアッという間でした。

大きな驚きと一抹の寂しさが込み上げて来ました。

でも、その後も、おそらく我が家のベランダの巣から飛び立ったと

思われるつばめさんたちが、数羽群れだって家の周りを飛び交っています。

ときどき、懐かしそうに巣の周りを飛び交ったり、仲良く電線に

止まったりしています。

いつかは海の向こうに飛んで行くつばめさん達。

でも、また戻っておいで、 いつでもこのベランダヘ・・・・・・