速記文字
2018.07.17
未分類
こんにちは、技術満足室の西村です。
みなさんは学校で筆記体を習ったことはあるでしょうか?
私が入学した中学、高校(詳しくは高専)では筆記体という書体がある、くらいの
ことしか学びませんでした。
昔は教えられていた、と親から聞いたことがあります。英語の教科では筆記体で
板書をとり、テストも筆記体で回答していたとか。
筆記体は活字体より統一性がない書体のため、分からない、忘れてしまった綴り
を誤魔化して回答できた、なんて話も聞きました。(笑)
そんな筆記体ですが、文字にはもっと簡略化された書体があるということを国語の
授業で習いました。
それは速記文字というものだそうです。
上の画像が例の1つですが、日本語のすぐ上の線のようなものが対応する
速記文字です。
もはや日本語の原型をとどめていません。
一言に速記文字と言っても、衆議院式や参議院式などそれなりに種類が
存在するようです。
どこで使うのか、というと上記した種類の例のとおり国会、法廷の議事録を
取るときなどで使われるそうです。速記文字の技術試験があり、それを合格
すると速記士として認定され、資格をもっている人が議事をとる仕事をしている
そうです。
私の聞いた話によると、速記文字の試験は、まず音声が一定時間流され
それを速記文字で書き、それを日本語に起こし復元率が合格ラインまで届けば
合格となるそうです。
私は学生のとき、板書を楽にするため本気で速記文字を学ぼうか考えていました。(笑)
有耶無耶になって結局は学びませんでした。
ですが、速記文字を使えればメモを取るときなど重宝できるのではないかと思います。